Loading

BLOG

【読書日記】2025.7.7-7.13 売り切れ、予想、誕生日

7/7(月)

直木賞の残りの候補作『逃亡者は北へ向かう』を買おうと最寄りの本屋へ行ったら、売り切れていて買えず。
他の本屋まで行く時間はなかったので諦める。

7/8(火)

直木賞の候補作残りの2作は諦めることになりそうだ。
読み切れなさそう。

7/9(水)

井上荒野『猛獣ども』を読む。
別荘地の管理人として東京の本社から赴任してきた七帆のもとを訪ねてきた同僚に、近況を報告するシーン。

「いきなり熊が出たよ」
と七帆は言った。ふたりはそのことを知らないようだった。こんな田舎の勤務地のニュースは本社に伝わらないのかもしれない。ふたり殺されたと言ったらびっくりしている。

井上荒野『猛獣ども』より

閑静な別荘地でひとくみの男女が熊に殺され、そのふたりは「姦通していたらしい」と七帆は知らされる。
出てくる登場人物は、みなワケありな雰囲気で、どう展開していくのか。

7/10(木)

昼間の中途半端な時間に用事があったので、店は臨時休業に。
ついでに細々とした雑用も済ませる。

夜、夕食、入浴と済ませ、あとは寝るだけというタイミングでようやく本を読める。
アンソロジー『いただきますは、ふたりで』から一穂ミチ「わたしたちは平穏」を。
副題にあるように「恋と食のある風景」を題材とした短編。
食の出てくる小説ときくと、ほっとひといき癒しの時間みたいなものが自動的に連想されてしまうが、まあそうでないことが最初の一編より示される。
よく見ると表紙のイラストから不穏だ。
他の9編も楽しみ。

7/11(金)

明日に控えた芥川賞・直木賞を予想する会の準備をする。
といっても簡単な資料を作成する程度だが。
著者のインタビューを読むいい機会でもある。
読書は進んでいない。

7/12(土)

朝から移動。
目的地はひろしま協創中学・高等学校。
修道学園300周年記念事業として企画された、小山田浩子さんのトークイベントを聴きにいく。
息子ふたりもいっしょに。

開始時刻ぎりぎりに会場に着くと、会場は生徒さんたちで埋まっていて、前方の席へ案内される。
どうやら学内の行事に一般の方も招待してという座組であるらしい。
一般からの参加は30人くらいだろうか。
生徒さんたちは会場だけでなく、カメラで中継されるイベントを各教室でも視聴しているようだった。
題目は「夢をかなえるために」。
とてもおもしろく拝聴する。
息子ふたりが何を感じたかはわからない。
いま、特になにか思うことがなかったとしても、のちのちになにか思い起こされたりすることもあるだろうし、合点がいくこともあるだろう。
あるいはさっぱり忘れてしまうこともあるかもしれない。
いずれにしても、それはそれでいいのだ。

トーク終了後、サイン会があったので、あいさつも兼ねて息子ふたりに一冊ずつ文庫を買い、サインをもらった。
明日が誕生日の次男には祝福のメッセージも添えていただいた。

イベント終了後、うだるような暑さの中(朝は涼しかったのに)、JR五日市駅まで15分歩く。
過酷ではあったがだらだら歩くのもまた良し。

午後から店を開け、営業終了後は芥川賞・直木賞を予想するイベントを行った。
6名であーだこーだと言いながら、各々予想し、16日の発表を待つ。

7/13(日)

次男の誕生日。
本を一冊プレゼントする。

関連記事

  1. 山本文緒『ばにらさま』

    2024.08.02
  2. 読書日記 2025.6.16-6.22 昼寝、長編、ハイボール

    2025.06.23
  3. 【読書日記】2025.6.23-6.29 ジュンク堂、サイレン、梅雨明け

    2025.07.01
  4. 今週発売のおもろそうな新刊(6/8-6/14)

    2025.06.08
  5. 読書日記 2025.6.12 – 6.15

    2025.06.19
  6. 今週発売のおもろそうな新刊(5/18-5/24)

    2025.05.18
PAGE TOP