水たまりで息をする

ある日、夫が風呂に入らなくなった。
最初にその見出しをみたとき、なんのことなのかよくわかりませんでした。
風呂に入りたくないこともあるよなと。
あるいはもう少しコミカルなというか、本書で描かれているような深刻さとは程遠い位相のものを想像しました。
しかし読み進めるうちに明らかになっていくのは、うっすらと漂う不穏な空気の中、一人の男性が社会から少しずつはみ出していく様子でした。
いつ何がきっかけで自分にも(あるいは誰にでも)起こりうるであろう、逸脱の可能性に思いを馳せながら読みました。

【内容】

高瀬隼子著『水たまりで息をする』を課題本とした読書会です。

【日時】

2024年7月27日(土)
10:00～11:30

【場所】

Lounge B books

【定員】

7名

【参加条件】

特になし。
『水たまりで息をする』を読んできてください。

【参加方法】

参加を希望する方は、店頭、電話、メール、DMいずれかの方法でご連絡ください。
電話：0829092245
メール：info@lounge-b-books.com
X(旧twitter)：https://twitter.com/LoungeBbooks
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