定休日。
昼にいつもの蕎麦を食べる。
いつもの蕎麦とは、流水でほぐすだけで食べられる蕎麦で、この辺のスーパーではどこでも同じものが売られている。
先日その蕎麦を買おうとしたら、売り切れていて、同じようにその蕎麦を買おうとしていたマダムと顔を見合わせることがあった。
本屋や図書館で同じ本を同時に取ろうとして恋が始まるやつが、蕎麦でも起こるところだった。
蕎麦を食べていたら、娘になんでそれ食べているのって聞かれて、一番楽だからと答えた。
娘からしたら意味不明な回答だったろうなと思うが、それ以上に答えようがなかったのもまた事実だ。
蕎麦を食べたあとは優雅にアイスコーヒーを飲みながら『悪女について』を少し読んだ。
富小路公子の強かな一面が少しずつみえてきた。
横になってポッドキャストを聴いているうちに寝ていた。
起きてリビングへ行くと娘がふたりいたので、まだ夢の中かと思いきや、なんのことはない、娘のお友達が来ていたのだった。
白昼夢ってこんな感じなのだろうか。
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